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ダウンライトの照明計画について

2020/01/06

column

新年あけましておめでとうございます。志岐建築舎は本日より仕事を始めております。今年もよろしくお願い致します。

今回のコラムはリビング空間のダウンライトの照明計画についてお話します。

ダウンライトは一般的には天井に埋め込まれている照明のことを言います。なので天井に直接設置するようなものとは違い、非常にスッキリした印象になるため人気で大体の新築住宅には設置してあります。

ダウンライトの配置を見てみますと、空間の中心に4個や6個まとめて設置しているところが多いです。部屋全体を明るくしたいという目的ならそれでも良いと思います。しかしダウンライトは広範囲に広がるような照明ではないので、照らすところを明確にして、明るい場所それほど明るくない場所をつくりだすことで、リビング空間の雰囲気がとてもよくなります。

この二枚の写真を見ていただけるとわかるように、当社モデルハウスでは手前のフォトフレームや植栽、ロッキングチェア、奥の植栽や大きな窓の障子など、照らす場所を明確にしております。こうすることで壁面にも濃淡があらわれて、雰囲気が良くなります。また外から見た時も、障子やブラインドへの光の映し出され方が美しいです。(写真では蛍光色に見えますが、実際は電球色でもっとオレンジっぽく見えます。)

話をまとめますと、ダウンライトは部屋の中心に設置して何もない床を照らすのではなく、照らす場所を明確にして明るさのメリハリをつけることが大事になります。そのためには間取りを計画する段階で家具や置物の配置を決めることが良いいえづくりの一歩となります。